PS VITA(PCH-1000) USB-C MOD

PS VITA(PCH-1000) USB-C MOD


⚠ ご注意ください

本キットの取り付けには、上級レベルの電子工作スキルが必要です。はんだ付けや本体の分解、プラスチック筐体の加工などを含む作業となります。作業に自信がない方は、無理をせず、経験豊富な方に依頼するか、当店の実装代行サービスをご検討ください。

PCH-1000 USB-C MOD Kit (初期型PS VITA)
初期型PS VITA(PCH-1000)の充電用Micro USB端子を、USB-C端子に

キット内容

  • 変換基板
  • エナメル線 2種
  • 隙間埋め用3Dプリンターパーツ

工具(キットには含まれません)  

  • はんだごてとはんだセット
  • ヒートガン/ プレヒーター(あれば)
  • 顕微鏡(あれば)
  • 吸い取りポンプ
  • ピンセット 
  • 金属ヤスリ・カッター
  • カプトンテープ
  • 無水エタノール 
  • 精密ドライバー(+)

🛠 STEP 0:キット基板の動作チェック

キットの基板を通電中のUSBケーブルに接続し、テスターでVCC(5V)とGND間の電圧を測定してください。
おおよそ5V前後の電圧が確認できれば正常です。
万が一、4.5V未満の値が表示された場合は、下記のメールアドレスまでご連絡ください。代替品をお送りします。
savetheherobuilders@gmail.com


🛠 STEP 1:PS VITA マザーボードの摘出

PS VITA SLIM(PCH-1000)の分解にはプラスドライバーが必要です。内部のフレキシブルケーブルを傷つけないよう、慎重に作業を進めてください。分解はIFIXITを参照ください。

🛠 STEP 2:充電端子の取り外し

コネクタの周囲を表裏ともカプトンテープでチップ部品を保護する。
周囲のチップ部品に気をつけて充電端子を取り外し、基板をエタノールなどで洗浄をする。

🛠 STEP 3:USB-Cのインストール

サイドパッドのいずれか1箇所のみ、仮で軽くはんだ付けをします。位置が正しく、基板が平行かどうかを確認した上で、残り3つのGNDパッドに1もはんだを追加し、しっかりと固定します。太いエナメル線を5Vをつなぐ線に使用し、細いエナメル線はD+とD-に使用して接続します。
※データ通信を必要としない場合は写真の青い5Vの箇所に太いエナメルで接続します。


🛠 STEP 4:PS VITA筐体(シェル)の加工

背面シェルの差込口奥のUSB-C基板が干渉する部分を削る。

🛠 STEP 6:テスト・組み立て

USB-CでPCと接続し充電とファイル転送をテストし確認した後、VITAを組み立てる

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